FBSの独特な口座開設ボーナスTRADE100$BONUS
国内業者ではありえない様々なボーナスキャンペーンで顧客を増やそうとしている海外業者ですが、中でもFBSのボーナスキャンペーンは非常に独特です。
口座を開設して受け取れるというよりは、付与された100$のボーナスを使って一か月間トレーニングをし、100$以上の利益が出ればその利益(最大100$)を使ってトレードすることができるようになるというものです。
ただ、このTRADE100$BONUSは非常に厳しい条件下で管理されており、普段の自分のトレードができるとは限りません。
このTRADE100$BONUSには、プラットフォーム、レバレッジや取引量、取引日数、決済幅など、実に多くの条件がありますので、順番に見ていきましょう。
1.FBSのTRADE100$BONUSで使えるプラットフォームはMT5のみ
FBSでは、FBS Traderというアプリを使って取引ができるのですが、TRADE100$BONUSでは、MT5のみ使用可能です。
2.FBSのTRADE100$BONUSの期間中はデモ表示される
他の業者では、受け取れるボーナスはリアル口座に反映されますが、FBSではデモ表示されます。
トレードへの影響はありません。
3.FBSのTRADE100$BONUSでは注文量は0.01LOT(1000通貨)のみ
通常、MetaTraderを使用していれば、最大注文LOTは50LOTであるところがほとんどですが、FBSのTRADE100$BONUS期間中は、0.01LOT(1000通貨)での注文しかできません。
つまり、大きなレバレッジを使って大きなLOTで仕掛けて一発で利益を狙うことができませんので、丁寧なトレードを繰り返し継続する以外に100$の利益を生み出す方法はありません。
4.FBSのTRADE100$BONUSでは最大レバレッジ100倍
FBSは海外業者でも最大級のレバレッジ3000倍を通常口座で用意している業者です。
ただ、TRADE100$BONUSの期間中は、最大レバレッジ100倍です。
3.のルールと併せて、LOTを上げて一発で大きな利益を狙うことはできない設定になっています。
このレバレッジは、含み損をどこまで耐えられるかに関わってきますが、TRADE100$BONUSでそこまでの含み損を抱えている時点で100$の利益を得ることはできないと思った方が良いです。
5.利益の出金可能額は100$まで
FBSのTRADE100$BONUSは、口座開設とともに付与される100$のボーナスを利用してトレードし、100$以上の利益が出たら、出金できるというものですが、もし仮に得た利益が100$に満たない場合は、その利益は出金できず、TRADE100$BONUS口座は閉鎖されます。
逆に、100$以上の利益が出たとしても、100$を超える利益分は出金することができず、消えてなくなります。
つまり、出勤できる利益は100$のみで、利益が100$に満たない場合は0なので、100$or0$です。
6.同時に保有できる最大ポジション数は5
FBSのTRADE100$BONUSでは、保有できるポジション数は最大で5までと制限されています。
注文数量が0.01LOTなので、何度も注文すればいいと思った方もいると思いますが、最大で保有できるポジション数は5なので、5000通貨までしか保有することができません。
5000通貨のトレードで100$の利益を出すためには、200pipsの利幅を稼ぐ必要があります。
7.取引日数は30日
取引日数のカウントは、注文若しくは決済した日です。
注文、決済した日が一日とカウントされます。
30日以内に、100$の利益を得る必要があります。
詳しくは、動画をご覧ください。
日本語がちょっとおかしいですが、意味は分かります。
8.30日以内に5LOT以上の取引
7.のカウントで30日以内に、5LOT以上の取引を行う必要があります。
一度に保有できる最大ポジション数は5までですから、0.05LOTです。一度に最大数ポジションを持つとして、5LOTの取引をするためには、100トレード行う必要があります。
30日以内に100トレードですから、1日に4トレード弱行うことになります。
9.50暦日以内に全ての条件を満たす
カレンダー上の日付で50日以内に、30日カウントの取引を行い、その中で5LOT以上の取引を行い、さらにそこで100$の利益を獲得することになります。
50暦日なので、土日も含まれます。つまり、為替が稼働している日数でいうと、およそ35日ほどですから、ほぼ毎日取引をすることになります。
50日経過した時点で、このボーナス口座は閉鎖され、100$の利益が出ていれば、その利益は取引口座に自動的に振り込まれます。
10.10pips以上の値幅が出た取引のみカウント
FBSのHPには、100pips以上とあります。
始値と終値の差が10ポイント以上(100 pips以上)となる注文のみが条件を満たします。
例:
ユーロ/米ドルを1.13234で買い、1.13480で取引を終了する場合、始値と終値の差は0.00246 = 246 pipsとなります。
ユーロ/日本円を110.657で買い、110.757で取引を終了する場合、始値と終値の差は10ポイント(100 pips)となります。
読んでいただければわかると思いますが、上記の計算から考えると、我々が一般的に使うpipsとは一桁違いますので、馴染みのあるカウントで考えると、最低10pips幅の取引をする必要があると読み替えられます。
毎回10pips以上の利幅を狙わなければいけないというのは、かなり高度なトレード力を要します。
10pips未満のトレードは、損益にはカウントされますが、トレード数としてはカウントされません。
つまり、大きな利幅を数回獲って100$以上の利益を確保しておいて、あとはトレード数を稼ぐためにちょこちょこ小さく取引するという戦略は残念ながら使えません。
11.両建て・EA・ラダー取引禁止
同通貨ペアで、買いと売りポジションを同時に保有する両建ては禁止です。
EAも禁止なので、完全裁量でやることになります。
ただ、別チャートでEA稼働させてサインが出たらFBSのチャートで仕掛けるということはできます。
ラダー取引というのは耳馴染みがないと思います。
ラダー戦略(前回の取引終了後1時間以内に同じ方向性への取引を新たに開始することはできません)
例えば、ショートで入っていて、一旦決済したんだけど、まだ下がると思うのでもう一度ショートで入る。
というトレードのことです。
つまり、一度ショートで仕掛けて決済してから1時間以内はロングで入るか、ショートでもう一度入れる1時間後を待つことになります。
以上が取引に関するTRADE100$BONUSの条件です。
まとめ
以上の条件をまとめると、
50暦日以内かつ30カウント日以内に5LOT以上の取引をし、100ドル以上の利益を獲得せよ。
ただし、一度の注文数量は0.01LOTで最大保有量は0.05LOTで、10pips以上の値幅のトレードのみカウントする。
なお、利益が100ドル未満の場合は出金できず、100ドルを超えても100ドルまでの出金のみ可能とする。
ということになります。
囚人のようなトレード環境です(笑)
こんな人にオススメ
これだけ条件を縛った中でトレードしたことはあまりないと思います。
もし自分自身にいまいちトレードルールが確立できていなくて、もう少ししっかりとしたトレードスタイルを確立したいと思っていたら、FBSのTRADE100$BONUSはオススメです。
自分のお金を出さず、トレーニングができて、手法の検証ができるうえに利益が出れば100$は自分のお金になるんですから、悪いことではないですね。
管理人も絶賛参加中!!
進捗、また記事にしていきます!