EAのバックテストや裁量トレードの練習には過去データが必要です。
MT4の過去データはヒストリカルデータと言って、親切なFX会社なら公式サイト内で提供しています。
今回は、AXIORYの公式サイトからヒストリカルデータをダウンロードして、MT4にインストールする方法をお伝えします。
意外と簡単です。
AXIORYサイトからヒストリカルデータをダウンロードする
まずは、AXIORYサイトを訪れましょう。
サイトトップ「プラットフォーム」から「MT4/MT5ヒストリカルデータ」を選択します。
次のページに、2015年から現在までのヒストリカルデータがありますので、任意の通貨ペア、時期を選択しましょう。
最新のデータは、翌月中旬頃にダウンロード可能になります。
クリックするだけでダウンロードが開始されます。
ダウンロードされたらそのデータをMT4にインポートしますが、その前にMT4で表示できる「ヒストリー内の最大バー数」を上限まで引き上げておきましょう。
MT4ヒストリー内の最大バー数を上限まで引き上げる
この数値を引き上げておかないと、ヒストリー内に保存できるデータが少なく、のちにストラテジーテスターで表示できるチャートの範囲が極めて直近のものに限られてしまいます。
数年前まで遡って練習したいときには必須の作業ですし、非常に簡単なのでやっておきましょう。
まずはMT4上部の「ツール」から「オプション」を選択します。
オプション画面の「チャート」ないにある、ヒストリー内の最大バー数、チャートの最大バー数の数字を最大にするのですが、「99999999・・・・・」と入力し、OKすると自動的に最大数になります。
ヒストリカルデータをMT4にインポートする
ダウンロードしたヒストリカルデータをMT4にインポートするため、MT4の「ツール」から「ヒストリーセンター」を開きましょう。
ヒストリーセンター内から、インポートしたい通貨ペアを選択し、1分足をダブルクリックしてください。
今回は、ポンドドルを選択しました。
最後に、「インポート」をクリックします。
次の画面で、先程ダウンロードしたヒストリカルデータをインポートします。
「参照」をクリックし、ダウンロードしたファイルを選択しましょう。
ダウンロードしたヒストリカルデータは、月ごとになっていますので、任意のデータをインポートしてください。
1年分のデータすべてをインポートしたいときには、末尾に「all」とあるものを選択しましょう。
これでOKです。
注意点
大量のヒストリカルデータをインポートし、表示する最大バー数を上限に引き上げると、MT4の反応が悪くなることがあります。
これはPCスペックなどにも依存するため人によると思いますが、MT4の反応が悪くなるとトレードに影響します。
私は練習やバックテスト用のMT4とリアルトレード用のMT4を分けて使用しています。
用途やPCスペック等に応じて、使い分けてみてください。
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