※Atlas Forexの出金が遅すぎる、出金できないという口コミが相次いでいます。出金周りの評判が悪い業者は要注意です。管理人も2020年12月20日に出金申請していますが、全く進捗していません。（2021年2月17日時点）
なお、2021年2月9日付で、アカウントを停止（口座凍結）されました。AtlasForexとのやり取りの全記録につきましては、【最悪】Atlas Forex出金拒否、口座凍結・・・闇の全記録！！をご覧ください。
進捗がありましたらお知らせします。
海外FX業者の中でもマイナー感が否めないAtlas Forex。
2008年に創設してから着実に顧客数を増やして2020年にサイトリニューアルしひそかに注目を集めています。
Atlas Forexの特徴は何と言ってもスタンダート口座のスプレッドがめちゃくちゃ狭いこと。
この記事では、上昇トレーダー管理人がAtlas Forexの特徴に迫ります。
トレーダー目線でAtlas Forexのメリット・デメリットをばっさばっさ切り倒していきますので、ご参考にお読みください。
海外FX業者Atlas Forexとは
Atlas Forexは、2008年に設立され、ベリーズの金融庁からライセンスを受け営業をしているブローカーです。
※公式サイトには登録番号の記載がなく、ライセンス所在地としてBelize IFSC (International Financial Services Commission).が記載されているだけです。
実際にIFSCの公式HP（https://www.ifsc.gov.bz/）で検索しても、当該業者は出てきません。
日本での知名度は正直あまり高くなく知らない人も多いと思いますが、着実な経営で地道に顧客数を増やし、2020年現在20万件を超える口座数を誇ります。
トレーダーとブローカーの関係性を良好に保つことを理念に掲げ、トレーダーにとって最良のトレード環境を提供する企業努力を継続しています。
※実際は全くその逆の対応です。口座開設、入金に関しては気持ち良い対応ですが、出金の際の対応はひどいものです。詳細は【最悪】Atlas Forex出金拒否、口座凍結・・・闇の全記録！！をご覧ください。
その最たるものがスプレッド競争への不参加表明でしょう。
昨今の激化するスプレッド競争に警鐘をならし、勇気ある表明です。
ちなみに、後で詳しく解説しますがAtlas Forexのスプレッドは、海外FX業者の中でダントツの狭さです。
それでは、Atlas Forexの詳しいスペックを見ていきましょう。
Atlas Forexのレバレッジ
Atlas Forexのレバレッジは最大で1,000倍です。
トレーダーとしては、500倍以上であればもはや何倍であっても変わらないと思いますが、ハイレバレッジを求めて海外FXに主戦場を移しているトレーダーとしては十分合格点を与えられるレバレッジです。
ただし初回入金するまでは200倍に制限されていますので、口座開設ボーナスでトレードする際は気を付けましょう。
Atlas Forexのスプレッド
Atlas Forexの最大の特徴といえば、スプレッドです。
むしろそれ以外には際立った特徴がないと言っても過言ではありません。
海外FXのスプレッドは国内と比較すると非常に広く、コスト高感は否めません。
その中にあってAtlas Forexのスプレッドの狭さは異常ともいえる数値です。
参考にスマホの画像を並べておきます。
【Atlas Forex】
【XM】
【BigBoss】
【GemForex】
【比較表】
| Atlas Forex | XM | BigBoss | GemForex | |
| ドル円 | 0.2 | 1.6 | 1.5 | 1.6 |
| ポンドドル | 0.2 | 2.2 | 2.6 | 2.7 |
| ポンド円 | 0.6 | 3.0 | 2.6 | 2.1 |
| ユロオジ | 0.6 | 2.5 | 3.7 | 2.3 |
| GOLD | 13 | 3.6 | 6.7 | 4.1 |
全てスタンダードな口座タイプでのスプレッドです。
XMだけスクショのタイミングがずれてしまいましたが、2020年7月16日15：35のスプレッドです。
Atlas Forexのスプレッドは、スクショの瞬間が本当に激狭で、ユーロ円なんて0pipsつけちゃってます。
平均的にはドル円0.6-0.8、ポンドル1.0、ポン円1.5、ユロオジ1.4、GOLD20-30辺りです。
それでも十分狭いですけどね。
各社ノースプレッドやZero口座といったスプレッドの狭い口座を提供していますが、それでもAtlas Forexのノーマル口座に及びません。
さらにAtlas Forexのノーマル口座は手数料もありません。
これを合わせて考えると、取引コスト面ではAtlas Forexの圧勝です。
Atlas Forexの約定力
Atlas Forexの約定力は並みです。
国内口座よりは全然良いですが、全く滑らないわけでもなく、しょっちゅう滑るわけでもありません。
滑り方も大げさに滑るわけではなく、ちょっとだけ滑ります。
だいたい0.1-0.2pips程度のスリップです。
私は基本的にスリッページを設けないのですが、普段スリッページを設ける人でもこの程度のスリップは避けられないでしょう。
成行で注文を出した時に、ASKやBIDのラインとズレたところで約定しているのを見るのは気持ちのいいものではありませんが、この程度のスリップは許容範囲です。
全く滑らない業者は見たことがありませんから。
Atlas Forexのゼロカットシステム
Atlas Forexはゼロカットシステムを採用しています。
公式サイトに「追証なし」の表記があり、資金残高がマイナスになった場合は次の入金のタイミングで資金残高をゼロにしてから入金を反映させるとしています。
実際、私が残高をマイナスにした後に入金した際にはそのような手続きがされました。
口座残高がゼロになるタイミングは業者によって違うので、戸惑わないように確認しておきましょう。
Atlas Forexの口座タイプ
Atlas Forexには3つの口座タイプがあります。
- MT4ノーマル口座
- MT4クリプト口座
- DCTrader口座
それぞれの特徴は以下の通りです。
| MT4ノーマル口座 | MT4クリプト口座 | DCTrader口座 | |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 | 20倍 | 20倍 |
| 最小ロット | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
| 手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 利用制限 | なし | なし | EA不可 |
| 取引銘柄 | 29通貨ペア GOLD,SIVER |
ノーマル口座に加え BTCUSD,ETHUSD |
BTCUSD,ETHUSD,XRPUSD |
Atlas Forexが取り扱う銘柄数は少ないです。
トルコリラやメキシコペソといったマイナー通貨はないですし、CFDもGOLD,SIVERのみで、仮想通貨に特化したというDCTrader口座も扱えるペアはBTCUSD,ETHUSD,XRPUSDの三つのみ。
豊富な銘柄を取引したい人には向きません。
ただ私自身はトレードで困ったことはないです。
ドル、ユーロ、円、ポンド、オージーがあれば十分です。
Atlas Forexのボーナスキャンペーン
Atlas Forexは2020年7月時点で口座開設ボーナスと入金ボーナスを実施しています。
どちらのボーナスもボーナス自体は出金できませんが、トレードして得た利益に関しては出金可能です。
それぞれの詳細は以下の通りです。
Atlas Forexの口座開設ボーナス
Atlas Forexでは、新規口座開設者に50＄のボーナスを付与するキャンペーンを実施しています。(2020年7月時点)
口座開設して本人確認書類に不備がなければその時点で口座に50＄が反映されるので、すぐにノーリスクのトレードが開始できます。
Atlas Forexの最狭スプレッドを確認するには良いチャンスです。
ちなみに口座資金残高は公式サイトから確認することができないので、MT4を開いて確認しましょう。
Atlas Forexの入金ボーナス
Atlas Forexでは、最初の入金のみ100％入金ボーナスを実施しています。
金額は上限100万円（10,000＄）です。
海外FXの良さは、ボーナスや少額入金で利益を得られるところにあるので、入金ボーナス欲しさに大金をつぎ込む必要はありません。
初回入金も少額にして100％のボーナスを受け取ればそれで十分です。
入金ボーナスに関してはロスカットのクッションにならないとしているFX業者もありますが、Atlas Forexはクッションにもなりますので、安心してトレードできます。
Atlas Forexの入出金
現在Atlas Forexが対応している入金方法は、4つです。
- 銀行送金
- 海外送金
- PayWallet
- クレジットカード
多くの人にとって使い勝手が一番いいのは銀行送金でしょう。
私は銀行送金しか使ったことがありません。
自分が使っている銀行から国内銀行口座へ送金すれば資金が反映されるので、手続き自体は簡単です。
一つ問題を挙げるとすれば、入金の反映が非常に遅いです。
公式サイトには「当日～1営業日」とありますが、実際は2～3営業日見ておいた方が良いでしょう。
Atlas Forexに初めて入金した時は、遅すぎて何度も問い合わせました。
無事入金されたから良いですけど、やっぱり自分のお金がどこに行ってしまったのかと不安になるものです。
入金するときはある程度時間がかかることは覚悟しておきましょう。
Atlas Forexはドル建て口座
Atlas Forexの一つの特徴として、全ての口座が米ドル建てとなっていることが挙げられます。
MT4口座の金額も全てドル建て表記です。
ただ入金は円で送金した金額がドル換算で反映されるので、わざわざ外貨口座を作ったり、ドルに換金してから送金する必要はありません。
Atlas Forexの出金方法
Atlas Forexの出金方法は、現金であれば以下の2つです。
- 銀行送金
- Paywallet
銀行送金は、出金処理完了から着金まで7～10営業日となっています。しかし、出金処理が一切進みませんし、処理の進捗状況について問い合わせても一切答えてもらえません。
詳細は、【最悪】Atlas Forex出金拒否、口座凍結・・・闇の全記録！！でご確認ください。
Paywalletは、公式サイトの作りからして同一グループ内のサービスだと思われます。
Paywalletへの出金は、処理の完了から着金まで当日から1営業日となっていますが、Paywalletに問い合わせたところ、Paywalletから銀行への送金が7～10営業日かかるうえ、手数料も余計にかかるので、Paywalletを利用するメリットはありません。
そもそもAtlas Forexの出金処理が一切進まないので、どのサービスを利用しても変わりません。
私自身、出金拒否はどこか他人事で、しっかり手続きを進めればまさかそんなことはありえないだろうと思っていました。
しかし本当にあるのですね。手続きを丁寧に進め、丁寧にサポートに問い合わせても。非情なものです。
どうか入金なさらないよう、お気を付けください。
ちなみに、Atlas Forex公式サイトの「よくある質問」では、出金依頼から指定口座への反映まで3～5営業日と回答しています。
社内でも設定があいまいであることがよくわかります。
出典：Atlas Forex公式サイト（https://www.atforex-markets.com/qa#withdraw_qa）
Atlas Forexの日本語サポート
Atlas Forexは日本語サポート対応業者です。
サポートセンターには日本語対応スタッフが常駐しているので、日本語でのやり取りが可能です。
直接トレードには影響しませんが、日本語で対応してもらえるかどうかは実は非常に重要ですね。
実際私は、入金やボーナスに関してメールで何度も問い合わせています。
返事はもちろん日本語で、平日であればだいたい24時間以内に返事が来ます。
この辺りは日本の感覚からすると多少遅いと感じますが、及第点でしょう。
※口座開設、入金に関する問い合わせには、快く対応しています。
ただし、出金に関してはほぼテンプレート的な対応であり、催促すると一切対応しなくなります。
Atlas Forexまとめ
今回はAtlas Forexのご紹介をしてきました。
Atlas Forexの特徴についてまとめておくと、
- Atlas Forexはスプレッドが激狭でコスト面で文句なし
- 入金反映が遅い
日本語サポートで安心
といったところです。
海外FXが初めての人はもっとメジャーで、対応が良く、取引環境が整っているAxioryの方が安心してトレードに集中できるでしょう。
海外FXにも慣れて、より良いトレード環境を求める人には、Atlas Forexは間違いなく魅力的に見えます。
特にスキャルピングをしたくてスプレッド・手数料を極力抑えられる業者を探しているなら間違いなくAtlas Forexは候補に挙がるでしょう。
しかしそれがAtlas Forexの罠です。
魅力的な取引スペックにつられてAtlas Forexに入金したら、出金できないかできたとしても4ヶ月ほどかかるなど非常にストレスがかかります。
出金時のサポートの対応も大変ひどいものですので、Atlas Forexは決して利用しないよう気を付けてください。
被害者が一人でも減ることを心から願っています。
海外FXを利用するなら、Axioryがおすすめです。
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