トレードは常にMTF(複数時間足)分析
例えば、今のポンド円を見てみましょう。
これ、私が今売ろうとしている通貨ペアです。
まずは週足ですが、
下落の大きな流れが一服して調整中のように見えます。
ペナント作って再度下方向へチャレンジと見るときれいですね。
ですから、この大きな週足で見ると、まだ下方向へのトレードが順方向と考えられます。
次に日足です。
高値も安値も切り上げていっていますので、これは上方向の流れでしょう。
ここで売るのは逆方向へのトレードになりますから、逆張りです。
次は、5分足を見てみます。
ん~・・・ですね。(笑)
一応直近で見ると上方向ですかね。
ただ、こういうのはワンサイズ縮小してみると、
こうなりますから、こうなるとますますはっきりしない印象です。
最後に1分足です。
これははっきりと上方向ですね。
これに対して売るトレードは逆張りです。
まとめると、
- 週足に対しては順張り
- 日足に対しては逆張り
- 5分足に対しては一応逆張り
- 1分足に対しては逆張り
と、なります。
で、週足を見てスイングトレードをしていくなら、順張りといえるでしょう。戻り売りですね。大きな流れに戻るのを狙ったトレードです。
日足の動きに対して行うトレードなら、逆張りです。
私の場合、基本的には最終的には1分足の流れに対してトレードしていきますので、今回の場合、逆張りになります。
直近が上げてきているところに対して売っていきますので。
というように、一口に順張り逆張りといっても、見ている時間足や狙っているトレードのスパンによって順も逆も変わってくるということです。
つまり、順だろうが逆だろうがどっちでもいいのです。
トレードを考えていくときに便宜的に使っているという程度の認識で構わないのです。
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