FX取引において、売買する通貨の選択は非常に重要です。
しかし、FX初心者や勝てずに悩んでいる中級者にとって、どの通貨ペアを選択すればよいのか悩んでしまうことも多いでしょう。
この記事では、通貨ペアの基本的な情報について詳しく解説するとともに、初心者におすすめのFX通貨ペアランキングや値動きの特徴について紹介します。
ここで自分に合った取引通貨ペアを見つけていってください。
通貨ペアの基本知識
FXは取引する通貨ペアを選択して、売買します。
FX会社によって取り扱いのある通貨ペアは異なりますが、どのFX会社も非常に多くの通貨ペアを扱っていて、50種類以上の通貨ペアから選べるFX会社も珍しくありません。
通貨ペアによって値動きや向いているトレードスタイルなどが異なりますので、通貨ペアの特徴をつかむことは非常に重要です。
まずは通貨ペアに関する基本的な特徴や値動きの原因を把握しておきましょう。
通貨ペアとは
通貨ペアとは、外国為替取引(FX)において、2つの通貨の組み合わせを指します。
通常、通貨ペアは3つの文字で表され、それぞれの通貨を表す記号が使われます。例えば、EUR/USDはユーロと米ドルの通貨ペアを表します。
FX通貨ペア値動きの主な原因
通貨ペアの値動きは、様々な要因によって引き起こされます。
テレビや新聞、雑誌、SNSなどによると、経済的な動向ばかりが取り上げられますが、それだけで説明できるほどFX通貨ペアの値動きは単純ではありません。
特にテレビや新聞に登場する経済アナリストやSNSの自称分析屋を参考にトレードすることは自◯行為です。
FXの解(勝ち方)は自分で作るものです。
とても大切な考え方なので、絶対に覚えておいてください。
FX通貨ペアの値動きには、以下のような原因が複雑に絡み合っています。
FX通貨ペアの値動きの原因 ①経済指標
経済指標とは、国や地域の経済活動や経済状態を数値や指標で表したものです。経済指標は政府機関や統計機関、中央銀行などによって定期的に発表されます。
主要な経済指標を以下に挙げておきます。
- 米国雇用統計:毎月米国が発表する最も注目度が高い経済指標の一つです。
- GDP:国の経済活動全体の生産価値を表す指標です。数値が高いほど好調といえます。
- インフレ率:インフレ率の高低は金融政策とりわけ金利に影響を与えます。
- 金利:金利の変動は経済の成長や通貨の価値に大きな影響を与える重要な経済指標です。
- 失業率:失業率の低下は経済の健全性や雇用状況の改善を意味します。
これらの経済指標は、国の経済状況や金融市場の動向を把握する上で重要な情報です。
経済指標の発表時には通貨ペアの値動きが一的に非常に大きくなることも覚えておいてください。
このような経済指標の発表が通貨ペアの値動きに与える影響を、自分自身で確認することはとても重要です。瞬間的に、スプレッドという取引コストも大きくなります。
経済指標としては良い結果でも通貨の価格が下がることがあります。予想値や前回数値、ペア通貨の動向にも大きく影響を受けるのがFXの通貨ペアです。
指標発表の結果と値動きの検証を行ったり、アナリストの予想と実際の値動きを検証したりすると、いかにFXの常識が間違っているかよくわかります。
FX通貨ペアの値動きの原因 ②政治的なできごと
政治的なできごとも、通貨ペアの値動きに大きな影響を及ぼす要因の一つです。
政治的なできごとの代表例として、選挙結果が挙げられます。
選挙結果が市場の予想と一致する場合、市場は政治的な安定を評価し、通貨に対する信頼感が高まり価格が上昇することがあります。一方で、予想外の選挙結果が出た場合、政治的な不確実性が懸念され、通貨の価格が下落することがあります。
ただ、政治的なできごとは予測困難な要素であり、市場の反応が予測しづらいことも多いです。
また政治的な出来事への市場の反応は一時的なものである場合もあります。一時的な大きな値動きにつられてしまったり、感情的になったりしてしまわないように、慎重で落ち着いたトレードを心がけましょう。
アメリカのトランプ大統領当選もイギリスのブレグジットもセンセーショナルなニュースで、米ドルやポンドの価格は乱高下しました。しかしその後、価格は元に戻っています。
FXでは、短期的には大きな変動に見えても、長期的には大した変動ではないという値動きはよくあります。
FXトレードにおいては、自分がどのような時間軸でトレードすることを検討しているのかが、非常に重要です。
FX通貨ペアの値動きの原因 ③中央銀行の金融政策
各国の中央銀行は自国通貨の発行を担当し、金融政策を通じて金融システムの安定、物価安定、経済の成長を促進する役割を担っています。
金融政策の中でも特に重要で注目度が高いのは金利政策です。
中央銀行は金利の引き上げや引き下げを通じて経済を調整し、物価の安定性を維持しようとしています。
金利変動の通貨価格に対する影響は、よく「金利が上がると投資対象としての魅力が上昇するから通貨が買われて価格が上昇する」と言われますが、少し異なり、実際には以下のとおりです。
- 金利上昇(金融引き締め) → 通貨の供給量減少 → 通貨価格上昇
- 金利下落(金融緩和) → 通貨の供給量上昇 → 通貨価格下落
くどいようですが、この情報だけをもってFXで稼ぐことはできません。
自分で考えることをやめてしまうと、FXで稼ぐことから遠ざかってしまいます。
ただし、金利と通貨価格の関係性はとても密接ということは覚えておきましょう。
FX通貨ペアの値動きの原因 ④需要と供給の関係
通貨ペアの値動きは、需要と供給のバランスの変化にも影響を受けます。
需要が増えると通貨の価格が上昇し、需要が減ると価格が下がる傾向がありますが、経済の状況や市場の心理などが関与しますので、これも予測が困難です。
需要の増加要因としては、経済の成長や投資機会の拡大、金利の上昇、政府の経済政策の成功などが挙げられます。これらが起きると、投資家や企業がその国の通貨を求め、価格が上昇すると言われます。
一方需要の減少要因としては、経済の不振や景気後退、政治的な不安定、金利の低下などが考えられます。これらの要素が存在すると、通貨の需要が減少し、価格が下落すると言われます。
ただ需要だけではなく供給との相対的な関係性によって価格が動きますので、非常に複雑な分析が必要であり、需給の分析からFXで稼ぎ続けることは、一般人は愚か専門家やアナリストを名乗る人たちにもほぼ不可能です。
FX通貨ペアの値動きの原因 ⑤市場参加者の心理
FXトレードにおいて、市場参加者の心理を考えることは非常に重要です。
投資家たちの感情や予想が通貨ペアの動きに反映され、市場のトレンドや値動きは、人々の心の動きによって形成されます。
投資家界隈で非常に有名なウォールストリートチートシートをご覧ください。
こちらの画像には相場の値動きと市場参加者の心理が描かれています。
相場では値動きの大小こそあれど、バブルと暴落が繰り返されていて、その中でトレーダーは次のような心理リサイクルを経験することになります。
- Disbelief:不信感「今の上昇は続かないだろうな…」
- Hope:希望「もしかしたら上昇していくかもしれない…」
- Optimism:楽観「この上昇は本物だ!」
- Belief:信念「全力で買うべきときがきた!」
- Thrill:興奮「買い増しだ!みんなに教えてやろう」
- Euphoria:陶酔「自分は天才だ!大金をつかむことになるぞ!」
- Complacency:自己満足「これから再上昇するに決まってる!」
- Anxiety:不安「予想以上に下落が続いてる…」
- Denial:現実逃避「大丈夫、必ず上昇し始める。」
- Panic:パニック「だめだ!みんな売り始めた!自分も売らなきゃ!」
- Capitulation:降伏「もうだめだ…終わった…。」
- Anger:怒り「誰がこんなに売ったんだよ!政府はなにやってんだよ!」
- Depression:絶望「すべて失った…自分はばかだ…」
これからFXを始める初心者の方や始めたばかりの方にとっては、イメージが少し難しいかもしれませんが、勝てずに悩んでいる中級者の方にとっては、身に覚えのある話でしょう。
投資家たちの心理は市場の動向を左右する重要な要素であり、感情や予想によって相場が変動することは珍しくありません。
世界の主要通貨取引量ランキング8選 一覧
世界の通貨取引量ランキング8選をご紹介します。
FXでは通貨の取引量が大きいほど、値動きが穏やかになる傾向があります。
またFXでは通貨をペアにして取引しますが、各通貨の特徴を抑えることはとても大切です。
最低限押さえておきたい特徴を簡潔にわかりやすくまとめてありますので、しっかり確認しておきましょう。
※スマホやタブレットでご覧の方はスライドしてご覧いただけます。
発行国 | 取引量 (10億ドル) | 中央銀行 | 経済的特徴 | ||||
米ドル USD | アメリカ合衆国 | 6,641 | FRB 米国連邦準備制度 | ・米ドルは世界の基軸通貨。 ・発行国アメリカは世界経済の中心。 ・FRBやFOMCはその他通貨への影響も大きい。 | |||
ユーロ EUR | EU | 2,293 | ECB 欧州 中央銀行 | ・27カ国からなる欧州連合。(2023年5月時点) ・ドイツ中心の経済で通貨価格への影響も大きい。 ・定期的に加盟国の経済危機が報道される。 | |||
日本円 JPY | 日本 | 1,253 | BOJ 日本銀行 | ・単独通貨としては米ドルに次ぐ取引量。 ・日銀の金融政策と為替介入は通貨価格への影響大。 ・安定性に定評あり、リスクオフで買われる傾向。 | |||
ポンド GBP | イギリス | 969 | BOE 英国銀行 | ・ロンドンのシティは世界有数の金融街。 ・金融サービス、製造、エネルギー産業が中心。 ・ポンド絡みの通貨ペアは値動きが激しい傾向。 | |||
人民元 CNY | 中国 | 526 | PBC 中国 人民銀行 | ・GDP世界二位の経済大国。 ・人民元の価格は政府が管理。 ・FX取引はおすすめできない。 | |||
豪ドル AUD | オーストラリア | 479 | RBA オーストラリア準備銀行 | ・比較的高金利で長期投資対象になることも。 ・中国との関係強く、中国の動向に影響受ける。 ・オーストラリアは資源国で、商品市場の影響も大。 | |||
カナダドル CAD | カナダ | 466 | BOC カナダ 銀行 | ・天然資源が豊富。 ・農業が盛んで商品市場の影響が大きい。 ・FXにおいては値動きがあまり大きくない。 | |||
フラン CHF | スイス | 390 | SNB スイス 国立銀行 | ・世界的に安全な避難通貨として認知。 ・中央銀行が積極的に為替介入。 ・世界的に見ても金融サービスが発展している。 |
FX初心者におすすめ主要通貨ペア
まずはチャートで通貨ペアの値動きを確認することをおすすめしますが、その前に最低限押さえておくべき特徴を頭に入れておきましょう。
まず、FX会社でよく目にする通貨ペアは以下のとおりです。
- 米ドル円(USD/JPY)
- ポンド円(GBP/JPY)
- ユーロ円(EUR/JPY)
- 豪ドル円(AUD/JPY)
- ニュージーランドドル円(NZD/JPY)
- ユーロ米ドル(EUR/USD)
- ポンド米ドル(EUR/USD)
- 豪ドル米ドル(AUD/USD)
基本的にこれらの通貨ペアは取引量が多く、市場の動向に敏感に反応する特徴があり、発注から注文の成立まで(約定といいます)が非常にスムーズです。
これらの主要通貨ペアは普段のニュースでも報道が多く、情報に触れられる機会が多いので、ニュースが出た結果どのように価格が変動したのかを研究したい人にとっても、取り扱いやすい通貨ペアといえます。
FX初心者におすすめ主要通貨ペア取引量ランキング3選と値動きの特徴
以下に取引量が多い通貨ペアランキングをご紹介します。初心者の方は、まずはこの中の通貨ペアから選択し、値動きを観察してみましょう。
※スマホやタブレットでご覧の方は、スライドしてご覧いただけます。
取引量シェア | 発行国 | 経済的特徴 | ||||
ユーロドル EUR/USD | 22.7% | ・世界シェア1位と2位の通貨ペア。 ・注目度が高く市場への影響も大きい。 ・値動は大きすぎず小さすぎず、初心者にもちょうど良い。 ・海外FXならスプレッド最小になりやすい。 | ||||
米ドル円 USD/JPY | 13.5% | ・どちらも経済的に安定し、大崩れしない。 ・国内FXなら最もスプレッドが小さい通貨ペア。 ・値動きは穏やかで長い目で見るとレンジを形成しやすい。 ・トレンドが発生すると続きやすい。 | ||||
ポンドドル GBP/USD | 9.5% | ・金融大国同士の通貨ペア。 ・値動きが大きく殺人通貨と言われることも。 ・他通貨ペアとの値動きの違いを観察しておきたい。 ・初心者はポンドによる「往復ビンタ」を喰らいがち。 |
取引量が大きいということは、多くの人が市場に参加しているということです。
つまり株式相場のように一部の投資家による思惑が働きづらく、大衆心理が値動きに影響を与えやすく、統計上の分析が効きやすくなります。
取引量が大きい通貨ペアであるほどテクニカル分析との相性が良くなるというわけです。
FX初心者も見ておきたいマイナー通貨ペアの値動き、ボラティリティなどの特徴
FX会社では、ユーロ米ドル(EUR/USD)、米ドル円(USD/JPY)、ポンド米ドル(GBP/USD)の他にも、非常に多くの通貨ペアを扱っています。
あまり多くの通貨ペアを監視することはおすすめしませんし、一つの通貨ペア専門でやっていくという考え方もあります。
以下の通貨ペアは参考程度にご覧ください。
米ドルフラン USD/CHF
スイスは世界的な金融センターとして知られ、安全な避難通貨として投資家に認知されています。
スイスの経済指標や中央銀行SNBの金融政策、米国の経済指標やFRBの金利政策の発表時には大きく根が動きますので、発表スケジュールを把握しておきましょう。
また、地理的にユーロ圏の不安定要因や地政学的なリスク要因にも影響されやすい通貨ペアです。
豪ドル米ドル AUD/USD
愛称は「オージー」。
オーストラリアは世界的にも有数の資源国で、豪ドルの価格は資源価格つまり商品(コモディティ)市場の変動に大きく影響を受けます。
またオーストラリアの経済指標(GDPや雇用統計など)や中央銀行RBAの金融政策、中国との貿易関係も豪ドル価格にとって影響力が大きいと言われています。
オーストラリア(オセアニア)市場は、東京市場よりも早くスタートするので、午前中に大きな値動きがありえる数少ない通貨ペアです。
米ドルカナダドル USD/CAD
愛称は「キャド」。
カナダは原油生産国として知られ、カナダドルの価格は原油価格と密接に関連しています。
カナダの経済指標(GDPや雇用統計など)や中央銀行BoCの金融政策も米ドルカナダドル(USD/CAD)の値動きに影響を与えます。
地政学的にアメリカと近い関係にありますので、アメリカの影響も無視できません。
値動きはそれほど大きくなく、スプレッドが狭いわけでもないので、よほど相性が良いとかカナダが好きといった特別な事情がない限り、わざわざこの通貨ペアを取引する理由が見当たりません。
NZドル米ドル NZD/USD
愛称は「キウイ」。
ニュージーランドの市場時間帯に流動性が高く、また、オセアニア地域の経済指標(失業率や消費者物価指数など)や、米国の経済指標(GDPや雇用統計など)にも影響を受けやすい通貨ペアです。
オーストラリアドルと同様に、比較的金利が高めなのでペア通貨との金利差を利用したスワップポイント狙いのトレーダーから一定の人気があります。
ただ、正直最近(2023年5月時点)は、世界的に金利が低くなっているので、スワップポイントの設定もかなり低く、価格変動のリスクを考えると、スワップ狙いのトレードは全くおすすめできる状況ではありません。
ニュージーランドドルの値動きは比較的穏やかで、通貨価格が低いので少額から落ち着いてトレードを始められます。
ユーロ円 EUR/JPY
SNSなどではユロ円などと呼ばれます。
ユーロ円は「クロス円」「クロス通貨」と言われる種類の通貨ペアです。
ユーロ円の価格はユーロ米ドル(EUR/USD)と米ドル円(USD/JPY)をかけ合わせて算出されるので、米ドルのの価格に大きな影響を受けます。
値動きは米ドル円(USD/JPY)やユーロ米ドル(EUR/USD)よりも少し大きいですが、短期的なレンジを形成することも多く、カウンタートレードいわゆる逆張り戦略が取りやすい通貨ペアです。
ポンド円 GBP/JPY
ポン円と呼ばれることが多いです。
こちらもクロス円と言われる種類の通貨ペアで、米ドル価格に大きな影響を受けます。
ポンドと円のペアであり、高いボラティリティー(値動きの幅が大きいこと)が特徴です。
基本的にポンドは値動きが大きい通貨ですが、ポンド米ドル(GBP/USD)よりもさらに大きな値動きとなることが多く、そのうえ短期的なレンジを形成しやすいので、勢いのある値動きにつられてトレードすると、何度も負けを繰り返すことになります。
うまくトレードすれば大きな利益を得られますが、ポンド自体の価格が高いため必要となる資金量も大きく、危険な通貨ペアです。
ピンポイントでエントリーできるようになったら、チャレンジしてみてください。
フラン円 CHF/JPY
こちらもクロス円です。
スイスフランと円のペアであり、両国とも経済的に安定しており、地政学的なリスクも少ないと認知されているため、ともに安定した通貨といえます。
どちらも穏やかな値動きが特徴の通貨ですが、クロス円通貨ペアですから米ドル価格の影響を大きく受けることを忘れてはいけません。
またスイスは為替介入に積極的で、介入のタイミングと方法、目的によっては非常に大きな変動が起きる可能性があることも覚えておきましょう。
ユーロポンド EUR/GBP
ユーロとポンドのペアであり、クロス通貨です。「ユロポン」と呼ばれたりします。
英国のEU離脱や英国内の経済指標や中央銀行の政策金利発表などにも影響を受けます。
ポンドが絡んだ通貨ペアとしてはあまり値動きが大きくありません。ただスプレッドが大きく設定されていることが多いので、特別な理由がない限りこの通貨ペアの取引を推奨することはないでしょう。
豪ドル円 AUD/JPY
豪ドルと円のペアであり、クロス円となります。「オジ円」と呼ばれることが多いです。
オセアニア市場とアジア市場の時間帯に流動性が高くなりますので、日本時間の午前中に取引チャンスが訪れることも少なくありません。
値動きは穏やかで、スプレッドが特別小さいわけではありませんが、午前中の取引を行いたい人や少ない資金で取引したい人は、観察する価値がある通貨ペアです。
豪ドルポンド AUD/GBP
「オジ円」「オージーポンド」と呼ばれたりします。
数ある通貨ペアの中で、最もボラティリティが大きく激しい値動きが特徴です。
取り扱いが非常に難しく、上級者向けの通貨ペアといっても過言ではありません。
興味がある人は観察してみてください。ただしなんとなくで取引しないことが大切です。
まとめ FX初心者のための通貨ペアの選択ポイント
この記事ではFX初心者向けに通貨ペアについて詳しく解説しました。
FX初心者が取引する通貨ペアを選択するときは、以下のポイントに気をつけましょう。
- 取引量が大きい通貨ペア
- 値動きが大きすぎず小さすぎない通貨ペア
- スプレッドが小さい通貨ペア
- 経済情報が取り入れやすく馴染みのある通貨ペア
これらのポイントから、米ドル、日本円、ユーロ、ポンドを加えた通貨ペアの観察から始めてみてください。