FX用語集

管理人の経験と偏見が混じったFX用語集

参考程度にどうぞ。



移動平均線

一定の期間の価格を平均し、それを繋いだ線。基本的なテクニカル指標の1つ。どの取引ツールでも搭載されており、トレンドやレンジの判断にも利用できる。移動平均線を利用した手法にグランビルの法則や、ゴールデンクロス、デッドクロスなどがある。

インフレ

物やサービスの値段つまり物価が上昇している状態。しばらくデフレが当然だった日本は物価の上昇に耐性がなく2023年10月現在大騒ぎ。

インジケーター

相場分析に利用する分析指標の総称。しばしばテクニカル指標と混同されるが、そもそも明確な定義などないためどちらが正しいのかはどちらでも良い。インジケーターは一通り試してみると良い。どのような手法、取引スタイルが自分にとって見やすいのか、判断しやすいのかを体感するべき。インジやテクニカル指標にはそれぞれ一長一短あり、それ自体が強力で絶対的であるということはない。


エンベロープ

管理人愛用のテクニカル指標。移動平均線の上下に任意の幅を一定に保ったバンドが表示される。ボリンジャーバンドの様に拡大・縮小しない。平均的な値動きの上限と下限を示すバンドを短期・長期に分けて表示させることで、値動きが止まる水準の指標になる。


円高

日本円のレートが外貨に対して高く推移すること。いくらから円高という定義はない。円高だから良い・悪いという議論はナンセンス。

円安

日本円のレートが外貨に対して安く推移すること。いくらから円安という定義はない。コロナ禍以降の円安で大騒ぎだが、輸出企業は大儲け。政府も大儲け。財務省の為替介入は保有外貨の利確。外為特会最高。


押し目買い

相場が上昇を続ける中で、価格が下がってから買いを入れること。FXの基本と紹介されることが多いが、どこが押し目になるのかを探し当てるのは難しい。訓練が必要。簡単なわけはない。

グランビルの法則

移動平均線を利用した取引手法。グランビルという人が開発したらしい。こういった一見もっともらしい手法を徹底的に検証して、これでは勝ちきれないと気づいた先に勝利がある。


ギャンブル

勝つか負けるかわからない、偶然に頼った賭け事。FXもしばしばギャンブルと言われるが、その要素があることは否めない。どれだけ根拠を積み上げても結局どうなるかはわからないこともある。だから負けても自分を責めないほうが良い。



決済

新規取引と反対売買を行うこと。決済によって損益が確定する。


コツコツドカン

コツコツ増やした利益を一度の大きな損失ですべて失ってしまうこと。トレーダーのよくある失敗のうちの1つ。想像以上にメンタルがきついため、自暴自棄になる可能性が高い。



時間足

チャートが示す時間の単位。おおむねどの取引ツールにも1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足はある。ツールによってはもっと細かい。トレードの時間軸によって使う時間足が異なるのは普通だが、1分足と2分足で悩む必要はない。

実質賃金

物価上昇率を加味した賃金。日本はOECD先進国のなかで唯一30年間も実質賃金が上がっていない国。衝撃。

自暴自棄

何度も同じ失敗を繰り返し、自分のことが嫌いになること。特にポジポジ病やコツコツドカンで陥る病的症状。想像以上にしっかり向き合わないと脱出するのは難しいだろう。

修行

トレードは修行である。トレードはやればやるほどつまらなくなってくる。無理な利益は狙わないし、自分で損を確定するし、どんなに集中してトレードしても勝てないときは本当に勝てない。それでも自分を崩さずにトレードを継続できる人間だけが勝ち続けられる。まさに修行。

順張り

トレンドフォローともいう。トレンドが発生している方向に追従する形で取引を行う。順張りは欧米人が好むといわれるが真偽はわからない。また順張りは初心者向けと紹介されることも多いが、簡単なわけではないため注意が必要。初心者が順張りをしようとすると、高値で勝ったり大底で売ったりする。初心者には押し目や戻りを研究してほしい。

上昇トレンド

アップトレンドともいう。相場が上昇を続けている状態。複数の時間足を観察していると、時間足によってトレンド方向が異なることが多々あり初心者を混乱させる。

自律

トレーダーが成功するために最も必要な要素と言っても過言ではない。どんなに卓越した分析能力を持っていても、自律できなければ破滅する。トレードは精神修行といっても良い。


スリッページ

発注した価格と離れて注文が成立すること。またはその値幅。

スプレッド

買値と売値の差。FXの場合、取引コストとなる。国内FXはスプレッド競争が激化してスプレッド 0 の業も現れている。ただし約定が弱く実質的なコストは高くなる上にトレーダーに精神的なストレスがかかる。

スワップポイント

通貨ペアの金利差により得られる利益。高い金利の通貨を買い、ポジションを保有した状態を継続することで得られる。逆に金利が低い通貨を買うとスワップポイントを支払うことになる。



高値づかみ

相場が上昇しているところで更に上がると思って、慌ててもしくは楽観視して買ったところが最高値となること。トレーダーがやりがちな愚かな行為。押しを待ってほしい。


チャート

価格の動きを示すリアルタイムで動くチャート。テクニカルトレーダーはチャート分析が必須。


通貨ペア

複数の異なる通貨をペアにしたもの。FXでは通貨ペアを売買する。ドル円を買うといったらドルを買い、円を売る。ドル円を売るといったらドルを売り、円を買う。


デイトレード

一日で売買を完結させる取引スタイル。基本的に翌日にポジションを持ち越さない。保有時間に明確な定義はない。

テクニカル分析

過去の価格の動きによって将来の値動きを想定しようとする分析方法。

テクニカル指標

テクニカル分析に利用する分析指標。インジケーターと混同して紹介されることも多いが、どちらにも明確な定義などないためどちらでも良い。移動平均線やボリンジャーバンドなどの種類がある。初心者のうちはいろいろ使ってみると良い。


取引スタイル

取引の時間軸や手法などを指すことが多い。スキャルピング、デイトレ、スイング、順張り、逆張りなどがある。明確な定義はないため、こだわる必要はない。

トレンド

一方向への値動きが続いている状態。

トレンドフォロー

トレンド方向に追従した取引のこと。上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売りを行う。初心者の基礎的な取引方法として紹介されることが多いが、トレンドの発生の見極めや売買の細かいタイミングまで言及されることはほぼない。上昇中仕掛けると高値掴みになる可能性がある上に損切りラインまで遠くなるため、やはり押しを待つべき。押しの判断、仕掛けのタイミング、逃げ方の研究に全てを費やしても良いくらい重要。


ナンピン

ポジション保有中に価格が思惑と異なる方向に進むほどポジションを増していくこと。例えば買いポジションを保有中に価格が下がり、更に買い増すこと。逆方向も同様。


日本銀行

通称日銀。日本の中央銀行。政策金利の決定などを行う。日銀総裁の発言が相場に影響を及ぼすこともある。





バルサラの破産確率

任意の条件下でトレードを継続した場合の破産確率を提示したマトリクス。損失許容率、勝率、リスクリワードをもとに算出。勝率が高くても損失許容率が大きいと破産確率が高くなる。



ファンダメンタル分析

経済情報や指標、金利の動向や地政学的な情報を元に将来の値動きを想定しようとする分析方法。短期売買には向かない。指標トレードがギャンブル。



ポジポジ病

ポジションを取っていないと気がすまない病気。仕掛けては決済し、仕掛けては決済するため負けがかさみ結果的に大損する。数週間または数ヶ月かけて積み重ねた利益を一日で失うこともあるため、一種のコツコツドカンといても良い。

ポジション

新規買いまたは売り取引を行って未決済の状態。またその建玉。

ボラティリティ

値動きの大きさ。ボラティリティは大きい方が稼ぎやすい。ボラが小さい通貨ペアが初心者向けとされることが多いが、大間違いもはなはだしい。ボラがある通貨ペアや時間帯を選ぶべき。

ボリンジャーバンド

相場のボラティリティや値動きの方向性を視覚的にわかりやすくするテクニカル指標。ボリンジャーバンドの計算によって値動きの標準偏差が示される。値動きはバンドの範囲内に95%以上が収まるなどといわれる。バンドが広がったり縮まったりするんだから当然だ。






戻り売り

下落が続いている相場状況で一時的な上昇(戻り)を待ち、再下落を狙って売りを仕掛ける手法。押し目買いとともに初心者が身につける基本的な手法として紹介されることが多いが、どこで再下落が始まるかの特定が難しい。おすすめのインジケーターたエンベロープと移動平均線の組み合わせ。


約定

注文が成立すること。業者によって約定の強さは異なり、スプレッド以上に重要視するべき指標。約定力が弱いとトレーダーが意図しない価格で注文が成立し、不利な状態でスタートすることも多い。コスト面と精神面の負荷が大きくなるため、超重要。





利確

利益を確定すること。またそのためにポジションを決済すること。最適な利確のポイントを悩み始めると沼にハマる。少なくても利益を確保できたら十分と考えるべし。

リスクリワード

トレードにおける損失と利益の比率。リスクリワードが高いほど損失に対する利益が大きいことを示す。PF(プロフィットファクター)も同じ様に使われるが、リスクリワードは一回の取引、PFは一定期間のトータルの数値とするケースが多い。






A~E

Atlas Forex

詐欺業者。間違いない。管理人は2万ドルの利益と10万円の自己資金を獲られた。えげつない。未だに営業しているしおすすめしているアフィサイトもあるため厳重注意。

AXIORY

海外FX業者。安定している。ホスピタリティ、入出金、スプレッドや約定などの取引スペックは抜群の安定感。管理人イチオシの海外FX業者。ただしボーナスには期待しないほうが良い。定期的に入金ボーナスを行うがクッション機能がないため。

F~J

K~O

MetaQuotes

金融プラットフォーム開発会社。ロシアに拠点。ウクライナ戦争勃発時に運営を心配したが問題なく継続。一時アップルストアから消えたがすぐに復活。

MT4

Meta Trader4の略。ロシアのプラットフォーム開発会社がリリースした取引プラットフォーム。カスタマイズ性に優れ、自動売買EAの利用も可能。種類も豊富。国内FXで利用できる会社は限られている。海外FXでは使えるのが普通。なおアップデートは停止されていて今後の進化はない。

MT5

Meta Trader5の略。MT4の上位互換的存在としてリリース。動作がスムーズで今現在もビルドアップされているため昨日の改善も期待できる。ただしMT4ほどオリジナルインジケーターやEAの種類はない。とはいえそれでもめちゃくちゃ多い。国内FXプラットフォームの比じゃない。

OANDA証券

国内FX業者。国内FXならOANDA証券といえる。情報提供の姿勢、約定の強さは良い。MT4、MT5、Trading Viewが使える数少ない業者。少し玄人好みかもしれないが、初心者も使えるようになるのを目指してほしい。

P~T

PF(プロフィットファクター)

総損損失と総利益の比率。総利益/総損失で算出する。一定期間あるいは一定のEA、取引戦略を評価する際に利用されることが多い。

TitanFX

海外FX業者。取引スペックは良い。入出金もよい。サポートも良い。AXIORYと並んで管理人が推せる業者の1つ。公式サイトの情報提供の姿勢にも好感が持てる。

U~Z

XM

日本人に人気の海外FX業者。あまり好きではないが安定しているのは間違いなさそう。スプレッドは広いし約定が良いとも思わないが、ボーナスやアフィリエイト報酬の大きさで顧客を獲得し続けている。入出金やサポート対応は良い。



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