FXを始めた人にとって、通貨量と証拠金、レバレッジの計算というのは結構わかりづらいところがあると思います。
例えば、XMTrading.のスタンダード口座のセッティングでいうと、
1LOTは10万通貨となります。
0.1LOTは1万通貨で、
0.01LOTは1,000通貨です。
MT4のパソコン画面なら数量タブをクリックして通貨量を操作できます。
スマホのMT4アプリなら、画像の明るくなっている部分に通貨量が表示され、この部分をタップして量を操作することができます。
例えば、、、
108円のドル円を10万通貨取引を行うということは、
要するに10万ドルの取引を行うということになり、円換算すれば当然10,800,000円が必要になります。
この10,800,000円の取引を行ううえで必要な金額を必要証拠金といい、各業者の最大レバレッジで割ることで必要証拠金を算出することができます。
XMTrading.で108円のドル円を10万通貨取引するときの必要証拠金は、最大レバレッジが888倍なので、
10,800,000÷888≒12,162円です。
ただ、10万通貨を12,162円で取引しようとすると、スプレッドで既にマイナス16,000円くらいからのスタートになりますので、もう少し証拠金を預けた方がいいと思いますが、計算としてはこういうことです。
実際、トレードし始めの方は10,000円を預けて1万通貨の取引をしたりするでしょうから、その時の実効レバレッジをボーナスクレジット抜きで考えると、
XMTrading.でトレードする場合は、
1,080,000÷10,000=108倍 となります。
このように、業者が掲げる最大レバレッジと実効レバレッジは違いますので、初心者の方は覚えておくと良いです。
参考までに、同条件のドル円を国内業者のレバレッジ25倍で取引しようとすると、必要証拠金は、
1,080,000円÷25≒43,200円ですので、10,000円の入金で1万通貨の取引をスタートすることはできません。
また、
ストレート通貨を扱うときは、クロス円を見て計算するといいです。
例えば、ユーロドルの必要証拠金を計算したいときは、1ユーロの円換算額が必要ですから、ユーロ円のレートを見るということ。
ポンドドルの必要証拠金を計算したいときは、1ポンドの円換算額が必要ですから、ポンド円のレートを見るということになります。
計算式はドル円と同じです。
自分が行おうとする取引がどれだけの損を抱える可能性があって、維持率をどれくらいに保ちたいからどれくらいのポジション量で勝負するのか。
しっかり計算してトレードをしていきましょう。
資金管理のスタートです。
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