Axioryは2007年に設立した新興海外FX会社です。取引環境を整えることや積極的な情報開示は高く評価されています。サーバーや取引ツールにこだわり、狭いスプレッドと高い約定率でスキャルピング派のトレーダーからも多くの支持を集め、業界トップクラスの人気です。
このページでは、Axioryの入金方法について詳しく解説します。
Axioryの入金方法8つ
Axioryの入金方法は、以下の8つです。
- 国内銀行送金 by Curfex
- 国際銀行送金
- クレジット・デビットカード
- STICPAY
- bitpay
- VLoad
NETLLERSkrill
なおNETLLERとSkrillは日本居住者の利用はできません。また多くの海外FX業者で利用可能なbitwalletも、Axioryでは使えません。これについては、Axioryが提携を解除されたなどのうわさがありますので、後で詳しく解説します。
Axiory入金方法 国内銀行送金 by Curfex
まずは最もポピュラーな入金方法である国内銀行送金のやり方をお伝えします。Axioryの国内銀行送金は、Curfexという資金移動業者を使った方法です。
資金移動業者Curfexとは
Curfexとは、香港に本社を構える資金移動業者で、オンライン送金サービスを提供しています。主にアジア圏で営業活動を行い、日本の金融庁からも営業許可を得ているため安心して利用できます。
Curfexで送金可能な国は以下の通りです。
- 香港 (Hong Kong)
- 大韓民国 (Korea)
- 日本 (Japan)
- フィリピン (Phillippines)
- シンガポール (Singapore)
- インドネシア (Indonesia)
- マレーシア (Malaysia)
- オーストラリア (Australia)
Curfexを使った入金方法は後で詳しくお伝えしますが、Cuerfexへの送金手続きを済ませれば、自動的にAxioryに送金される仕組みなので、他のオンライン送金サービスと比べると一手間省けます。
Axioryを利用するなら、Cuerfexもセットで登録しておきましょう。
Curfexの登録は、Axioryから可能です。表示される指示に沿って進めましょう。
Curfexの手数料と着金時間
Curfexを使ったAxioryへの入金手数料は、Axioryが負担してくれているので、無料です。ただし2万円未満の入金に関しては一律1,000円の手数料がかかりますので、コストを考えると2万円以上の入金がおすすめです。
またCurfexからAxioryへの送金は無料ですが、自身の金融機関からCurfexへの入金手続きは金融機関の定める手数料がかかります。
ちなみに私は、ジャパンネット銀行からCurfexを利用して2万円を入金しました。ジャパンネット銀行はCurfexの提携銀行となっており、ジャパンネット銀行同士の振込手数料は無料です。
なお、楽天銀行とみずほ銀行もCurfexと提携しています。
それでは、国内銀行送金 by Curfexの入金手順を追って説明します。
Axiory会員ページMy Axioryから入金ページへ
まずはMy Axioryから入金ページを開きましょう。下画像の「入金」をクリックしてください。
入金方法を選択
入金方法一覧が表示されますので、選択してください。今回は、国内銀行送金 by Curfexです。
希望の振込先へ入金
振込先が表示されますので、お好きな振込先へ入金してください。振込先は、みずほ銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行のいずれかです。手続きはこれで終了です。
Curfexの営業時間は日本時間9時から18時です。Curfexの営業時間内なら、概ね1時間ほどで取引口座へ反映され、取引を開始できます。18時以降にCurfexへ着金した場合は、翌営業日の反映となります。
私は平日の14時52分に入金手続きを完了して、口座へ反映されたのは、15時44分でした。所要時間は1時間弱ですので、まずまずです。
Axiory入金方法 クレジット・デビットカード
Axioryでは、クレジット・デビットカードによる入金に対応しています。Axioryで使えるカードは、VISAまたはJCBです。その他のカードは利用できません。
Axiory クレジット・デビットカード入金の手数料と着金時間
クレジット・デビットカード入金の手数料は無料です。ただ、2万円未満の入金に関しては一律1,000円の手数料がかかり、入金額から差し引かれて口座に反映されます。
着金反映時間は即時なので、すぐに取引を開始したい人や、オンライン送金サービスに不安があったり反映されるまでの時間が嫌だったりという人には、クレジット・デビットカード入金がおすすめです。
私は休日にVISAのデビットカードを使って入金しましたが、即時取引口座に反映されました。
Axiory クレジット・デビットカード入金の注意点
クレジット・デビットカードで入金した場合、出金時にはクレジット・デビットカード出金が優先されます。入金額分はクレジット・デビットカードで出金しなければならず、それ以上の額の出金は、他の出金方法を選択できるようになります。
例えば、クレジット・デビットカードで10万円入金して取引し、5万円の利益を得て15万円になった資金を全額出金するとします。このとき、まず10万円はクレジット・デビットカードで出金しなければならず残りの5万円については自由に出金方法を選べます。
これは、クレジットカードを利用した不正な現金化やマネーロンダリングを防止するための措置です。厳格な規制ですので、どこのFX会社も同様の対応となっています。
それでは、クレジット・デビットカードの入金手順を追って確認しましょう。
入金ページから入金方法を選択
まずはMy Axioryから入金ページを開き、入金方法でカードを選択しましょう。
入金額を入力
入金したい金額を入力し、「カード入金」をクリックします。
カード情報を入力
カード情報を入力しましょう。カード番号、氏名はカードに記載されているまま入力してください。多くの場合、ローマ字の入力になると思います。
有効期限は月、年の順なので間違えないように確認しましょう。その下の、CVV/CVC2/CAV2は、カード裏面の記名欄右上に記載してある、3桁の番号のことです。全ての入力が終わったら、支払うをクリックして、支払い完了です。
支払い完了確認
支払いが完了すると、支払情報が表示されます。メールにも完了通知が届きますので、確認してください。
Axiory入金方法 国際銀行送金
国際銀行送金は、ほぼどこの海外FX会社でも対応していますが、リフティングチャージなどで手数料が4,000円~8,000円ほどで自己負担となるうえに、着金まで3営業日~3週間と時間がかかるので、おすすめできません。
Axiory国際送金中継銀行は三菱UFJ銀行
Axioryの国際銀行送金は、ドバイにあるドーハ銀行へ送金します。国内の銀行から海外の銀行に送金する場合は、中継銀行を経由するのですが、Axioryでは中継銀行に三菱UFJ銀行を指定しています。三菱UFJ銀行の仕向送金手数料は、公式サイトで確認しておきましょう。
https://www.bk.mufg.jp/tesuuryou/gaitame.html
それでは、国際銀行送金の入金手順を追って確認していきます。
入金ページから国際銀行送金を選択
入金ページから国際銀行送金を選択します。
入金通貨を選択
入金通貨を選択しましょう。
送金先銀行を選択
送金先銀行を選択しましょう。以前はユニオン銀行もありましたが、2020年10月現在、選択肢はドーハ銀行しかありません。
送金先へ振り込む
送金先の情報が表示されますので、そこに振り込んでください。これで、国際銀行送金手続きは終了です。
なお、振込依頼人欄には必ず、自身の取引アカウント番号を入力しておきましょう。先方はこの番号で照合していますので。入力しておかないと大幅に着金が遅れるか、最悪着金が反映しない可能性があります。もし入力を忘れてしまった場合は、その旨をサポートセンターに連絡しましょう。その際、送金したことが確認できる書類もしくは画面のスクショを求められるかもしれません。
Axioryはbitwalletに切られた!?提携解消の真相
Axioryでは、他の多くの海外FX会社で利用できるbitwalletを利用できません。代わりに使えるCurfexは日本の金融庁からも許可を得て営業しているので安心ですし、bitwalletよりも一手間省いて送金できるので、使い勝手は良いです。しかし何故bitwalletを使えないのか気になる人もいるのではないでしょうか。
2019年2月まで、Axioryでもbitwalletは利用できていましたが、同年2月11日にbitwalletから、「Axioryへの決済及びウォレットの提供を全面的に中止」するという旨が公表されました。これにより、Axioryではbitwalletを通しての入出金が一切できなくなりました。
bitwalletから公表された文面の中には、
「これまでのメインバンクであったSparkasseから銀行取引停止処分を受けたことを認識しており、2019年2月現在、お客様への返金手段は非常に限られていると見受けられます。
当社(bitwallet)をご利用になりAxiory社へ入金したお客様は、お客自身の資産保全のため、早急にお引き出しいただく事を強くおすすめいたします。」
とあり、Sparkasse銀行がAxioryとの取引を停止したことを理由に挙げています。これをbitwalletは銀行取引停止処分と捉えていますが、実際はSparkasse銀行がユーロ圏の金融機関へのサービスを終了したことにより円滑に業務提携を終了しています。銀行取引停止処分については、bitwalletの事実誤認でした。
ただこれによりbitwalletとのやり取りができなくなったのは事実であるため、新たにCurfexとの提携を開始したという経緯があります。
公表されていることを考えれば、bitwalletの勘違いで提携を解消して、顧客にはAxioryから資金を引き揚げた方が良いとさえ言っちゃっているので、何かあったんじゃないかなと勘繰りたくもなりますが、推測の域を出ません。
ただAxioryは、あくまでも顧客の取引環境第一ということを掲げて営業し続けていますし、Curfexを採用していることや現状の営業姿勢を踏まえて、問題なしと考えられます。
Axiory入金方法まとめ
Axioryへの入金方法は8種類ありますが、現状日本居住者が利用できるのは、NETLLERとSkrillを除く6種類です。また国際銀行送金はコストと着金時間を考慮するとおすすめできません。
Axioryでメインとなるおすすめの入金方法は、安定していて縛りがない、Curfexによる国内銀行送金か、出金方法に制限がうまれるものの即時着金のクレジット・デビットカード入金です。ただ仮想通貨入金にも対応しているため、多くの人が利用できる環境が整っているといえます。
各入金方法もそれほど手間のかかるものではありませんので、ストレスなくスムーズに取引を開始できるでしょう。
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