このブログは、過去の自分に向けて書いています。

めちゃくちゃ勉強も練習もしているのに一向に稼げるようにならない。
なぜだ・・・
何をどうすればいいんだ・・・

と途方に暮れていたころの自分に向けて。

ある程度FXの勉強はしたし、一通りの痛い思いもしてきた。
諦めたくはないんだけど、どうしてもうまくいかない。
本当に勝てるようになるのか。

と段々不安を感じてきた人はたくさんいると思います。

きっと、そんな人にとって、役に立つ情報がこのブログには満載です。

もしかしたら、全くの初心者の方には少し難しいかもしれません。

ただ、きれいごとや作り話のない兼業トレーダーのリアルですから、今後の参考になるとは思います。

FXは本当に勝てるのか・・・

生き残るのは１％！？

相場の世界で勝ち残れるのは１％だけとよく言われますが、私の感覚的にはもっと少ないと思います。

ただ、勝てるのは事実ですし、勝っているひとがいるのも紛れもない事実です。

トレーダーとしての生き残り方を覚えるということは、今後自分の力で継続的に稼ぎを生み出す力を手に入れるということですから、個人によって程度の差こそあれ人生が豊かになるのは間違いありません。

しんどくても、しぶとく食らいついていきましょう。

人生変えられます。

FXの学び方

今のFX界隈の情報は、基礎的なものはほとんど無料で出回っています。

例えば、ローソク足の見方や基本的なチャートパターン、インジケーターの使い方、一般的な手法etc…だから、基礎を学びたいのであれば知りたいことをネットで検索して出てくるサイトでじゅうぶんです。

まずはほとんどの方が、そこで得た基礎をもとにトレードを始めるでしょう。

で、勝てないことに気が付きます。

これはかなりショックを受ける時期ですね・・・。

自分は勝てないんじゃないかと。

でも、実はとても大切な時期なんです。

この状況の捉え方次第で次に取るアクションが変わってくるのですが、大きく分けて二種類の人間がいます。

自責型と他責型

• 一つは、自責型。情報は得た。勝てるはずなのに勝てないのは、自分が悪い。もっと勉強して練習してこのトレードを自分のものにしなければいけない。頑張ろう。というタイプ。
• 二つ目は、他責型。こんなんで勝てるはずがない。勝てないのはこの情報が間違っているからだ。新しい勝てる情報がどこかに隠されているはずだ。他の方法を探そう。というタイプ。

何に取り組むにしても他責型では成功できないとよく言われます。

では、自責型であればうまくいくのかというと、決してそうではありません。

FXの場合、他責型だと、うまくいかない原因は常に教える側（若しくは情報）にあるので、うまくいく手法（聖杯）を追い求め、コロコロとやり方を変えるジプシーになります。

その結果、何も身につかず、いつまでも勝てる状態とは程遠い養分として相場を徘徊することになります。

一方、自責型で常に自分が何をするかを決め、その結果も自己責任としてとらえることはとても良いのですが、何が良くて何が悪いのかの区別ははっきりと意識的に行う必要があります。

武道や芸事の世界には守破離という言葉があります。

まずは師の教えを忠実に守り実践していく『守』、他の流派や師の教えや考え方も取り入れて工夫を凝らして成長していく『破』、その教えに基づいて出来上がった自分の心技体に更にオリジナリティを加えて洗練させ、完全に自分のモノとする『離』です。

自責型の人はいつまでも『守』に留まる傾向にあります。

上手くいかないのは自分の能力が低いからだ、と自分を責めます。

できない自分を責め続けても全く意味はありません。

無意味であるばかりかその思考は次第に自分自身を苦しめ、能力を低下させてしまうことさえあります。

トコトンやってうまくいかないときは、思い切って今自分が取り組んでいることさえも疑ってみる内省力が絶対に必要です。

FXで勝てる人は、創造的自責型

一般的に勝ちやすい手法として押し目買いと戻り売りがあります。

上昇局面で調整が終わったところで買いを入れる、下落局面で調整が終わったところで売りを入れる。

文章にするとなんのことはないめちゃくちゃ単純な手法で、勝てそうな気がしてきますが実際にトレードするととんでもなく難しく、どんなに検証しても良くてトントンだったというのは、過去の私の話です。

こんなに勝ちやすいといわれているのにどうして自分は勝てないんだろうと悩んだことを今でもはっきりと覚えています。

自分の能力が著しく低いのではないかと思ったこともありましたが、さんざん検証して辿り着いたのは、

『うまくいくときがあるのは事実だけど、これだけでは勝ち残れない。他に何か仕掛ける条件を加えて確率を上げなきゃ。』

ということでした。

他にも、レジサポのようなライントレード、リスクリワード、インジケーターの使い方、相場心理、などなど、当たり前とされていることを一通り試して、検証しました。

気づいたことは、それだけでは勝てないということです。

常識を疑ったときに見えるものがあります。

そこにたどり着くのに必要なことは、トコトンやるということ。

自分で考えて自分の答えを作るということ。

自責型でありながら、今の方法に疑問を持ち、ダメなものは切り捨て次の方法を自分の責任で求め、最後は自分でルールを作るという創造的自責型である必要があります。

それができて初めてFXの世界で勝ち残る可能性が見えてきます。

決定的に足りないのは実戦的な情報です。

これは、自分自身で実践して会得する以外に身に着ける方法はありません。

FXに聖杯はない。トレードルールは自分で作る。

その実践的な情報をここでリアルトレードと一緒に公開しています。

無駄な遠回りをせずに勝ち残る道筋をたどれるよう書いていきます。

過去の私と同じように苦しんでいるトレーダーの道しるべになることができればこんなにうれしいことはありません。

今を疑い、自分で答えを作っていきましょう。

上昇トレーダー.com管理人
2017.03.19　13：00

2019.09.26    15:00　更新