給料上がらないからFXしようって安易すぎません??

平均給与の推移 トレードプラン

先日、とある方と話しているときに、日本の給与水準の話になりました。

 

平均給与の推移

参考:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-02.html

上のグラフは、一年を通して働いた給与所得者の給与の推移です。

1990年代のピークから、約40万円も年収が下がっていることがわかります。

私のような末端の消費者からすると、一般的にはものが溢れていて、食べ物に困ることもなく、生活は豊かになっていっている気がしますが、もらえる給与は減っているんです。

次に、実質賃金指数の推移を御覧ください。

実質賃金指数の推移

参考:全労連(https://www.zenroren.gr.jp/jp/housei/data/2018/180221_02.pdf

これは、実際に貰った給与から物価変動の影響を除いた数値です。なので、物価が高いとか低いとかは関係ありません。

一目瞭然ですが、この中で実質賃金が右肩下がりなのは日本だけです。OECD加盟の諸外国は皆右肩上がりに成長を続けています。

豊かになれば、物価は上昇します。物価が上がっても、給与も上がっていれば、苦しさは感じないでしょう。

でも、給与が上がらない日本人はどうでしょう?

ものの値段は上がるけど、給与は上がらない。

外国人が普通に買うものも、日本人はためらう、もしくは買えなくなるということも十分に考えられます。

しかも少子高齢化で、老後にもらえる年金は確実に減ると言われています。

日本はいい国だと思いますし、良くなっていってほしいですから、やっぱり政治や金融政策について勉強して真剣に今後のことを考えなければいけないと思います。その上で、自分は何をするべきか、考えて行動するべきでしょう。

投資、投機については、リスクが怖くて手が出せない人も多いようですが、どんどんやったらいいと思います。

かんたんに稼げるわけではないですが、なにかしらの足しにはなります。

大きく稼ぐならリスクを負って、攻めた投資、投機が必要になりますので、それなりに勉強しなければなりません。

株式投資に比べてFXは投機的な意味合いが強く、大負けするイメージをお持ちの人も多いですが、まずはやってみないとわかりません。

安易に手を出すなとか言われますが、安易でもなんでもいいからまずはやってみましょう。

私の知り合いは、海外口座を使って、数千通貨のトレードで月1万円ほどをコンスタントに稼いでいるそうです。賃金の推移を見たら、それでも十分に思えます。

まずはスタートするところから。

少し前置きが長くなりましたが、昨日のFX通貨ペアウォッチリストの中から、動向を振り返ってみましょう。



昨日11/9㈫の値動き

ウォッチリスト15分チャート

それぞれの15分足チャートです。

水色の破線で挟まれている部分が昨日一日の値動きですが、ユロオジ、ポンオジは上昇。ポン円ポンドルは芳香環なく行ったり来たりです。

ポンオジに関しては、前回の記事でダブルトップからのショートを狙いたいということを書きましたが、上昇が強く上抜けました。

ポンオジのショートは狙えたのか

【ポンドオージー30Mチャート】

ポンドオージー30分足チャート

先週末には、ネックライン付近に値がありましたので、そこから上昇したらダブルトップを狙ってショートのタイミングを窺いたいという戦略でした。

30Mの432EMAをうわ抜いて、左山の高さから見てもバランス的に十分ショートを考えられる水準まで挙がってきたのですが、結果的には更に上昇が続いています。

では、ここでのショートエントリーはチャンスが無かったのでしょうか。

【ポンドオージー5Mチャート】

ポンドオージー5Mチャート

アは、上昇がきつい中でエントリーポイントに入ってきた一発目のショートチャンスです。

ただ、ここまでの上昇のモメンタムを考慮すると、一発目でいきなりショートを入れるには少し恐いです。結果的にはここでのショートを下まで取ると50pipsほどありますが、取りそこねても気にすることはありません。

次にまたこの水準まで戻ってきたときが、狙いどきです。

イは、5MのRCI的には良いです。ただ、本来狙っていた水準からかなり下げてしまっているので、躊躇します。RCIは良いですが、はっきりとした戻しをつけているわけでもないので、無理に入らなくても良いでしょう。

ウは、5Mでは入りたくなるポイントです。ここでのショートは、10pipsほど伸びていますが、戻ってきています。逃げるタイミングとスプレッドを考慮して5pipsで決済できていれば良いです。

エが最もチャンスらしいチャンスになります。

最大で30pipsほどの利幅ですが、1Mで利確のタイミングを見ると、およそ15pips程度利益となりそうです。

【ポンドオージー1Mチャート】

ポンオジ1Mチャート利確ライン

2本のEMAに絡まって止まって、EMAの間から更に下落することも十分に考えられるところですが、これが上昇して抜けてきたら、決済です。

もし結果的にそれが上髭で終わり、下方向に転じることになったとしても、仕方ありません。

大きめのダブルトップを見ているので、大きく取りたくなる気持ちもわかりますが、ほどほどに。

時間軸によっては十分にチャンスがある

ということで、大きく上昇していったポンドオージーですが、その中でもショートするチャンスは十分に得られました。

ただ、無理する必要は全くありません。というよりも、無理をしてはいけません。

取りやすいところで取って逃げるのがFXです。

チャンスが来るまで何日もノートレードでも気にすることはありません。

今日のシナリオ~ポンドは短期逆張り長期売り込み

30Mチャートをご覧いただいても分かる通り、ポンド円、ポンドドルに関しては、方向感なく横に推移しているような状況です。

とはいえポンドですから、利益を得られないわけではありません。

短期的には上がればショート、落ちればロングが成り立つ相場です。ただ、長期的には下落の流れにいることも忘れてはいけません。

この相場を見て、売り込んでくるトレーダーもいるでしょうから、安易なトレンド転換を狙ったロングの長期保有は避けるべきでしょう。

ユロオジは、ポンオジと同様、上昇の中にあります。

30Mの432EMAの上にありますし、押し目を拾えるのなら拾いたいところです。

ただ、じわじわ上げるときの押し目買いは、セットアップが整わずに上がり始めることも多く、難しくなりがちです。

無理をせず、狙いやすいところで狙うか、別の通貨ペアを狙いましょう。

また、ショートのセットアップにも注意が必要です。罠のように、うってつけのセットアップが整うことがありますが、今のような相場では、担ぎ上げられることも珍しくありません。

一旦この流れを大きく割り込むような下落を確認してから、戻しを売るくらいの余裕がほしいところです。

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